春から秋にかけてのアウトドアの季節、キャンプ場や渓流、海釣りなどの水辺での虫刺され・・・
しばらく時間が経過したのち、尋常ではないかゆみと痺れ、そして腫れと痛みに見舞われたら、それはヌカカの類の仕業かもしれません。
ブヨとイソヌカカ
地元ではみんながそう呼ぶのでこのサイトではイソヌカカと呼んでいます。
正式名称はヌカカで場所によっては干拓虫などともいわれる小さなハエのような形をした吸血動物・・・
いわゆる衛生害虫といわれるヤツです。
症状や生態などが非常によく似た害虫に
ブヨ(正式名称はブユ・関西ではブト)がいます。
どちらも蚊と同じく、吸血性になるのはメスだけですが、蚊と違い刺すのではなく、皮膚をかじり出てきた血をすする!?というとてもオドロオドロしい生き物です。
実際のところ、素人目に分かる決定的な違いは大きさのようですので、刺されたところを見ていなければどちらか判断するのは難しいのかもしれません。ブヨに刺されたと思っていたら、実はヌカカだったり、その逆もしかり。
ブヨ
ヌカカ
(画像:WIKIより)
大きさが蚊よりも小さい1~数ミリ程度ならヌカカ、5ミリほどあればブヨだと思いますが、特に釣りなんかは真っ暗な夜というのも多いですからね。
いずれにしても、出没場所も酷い症状も酷似するこの害虫たち、虫除けや治療法もほぼ同じ対策となりますので、ぜひ参考にしてください。
※ヌカカやブヨは軽くても2~3日から1週間は苦しむこととなります。状況や体質によってはリンパ管炎など重篤な被害となる可能性もあります。春~秋の水辺のレジャーには十分な対策を心がけましょう。
ヌカカ・ブヨ除けと予防は
有効な対策をご覧ください。
すでに被害にあってしまった場合の
「イソヌカカに刺されたときの治療法」はこちらです。